「猫はボールタワーが気に入るのでしょうか?」
「ボールタワーを購入するメリットはあるのでしょうか?」
猫のおもちゃにはさまざまな種類がありますが、その中でもボールタワーは猫がボールを追いかける姿がかわいいアイテムの一つです。ボールタワーは、猫がボールを前脚で弾くと自動的に転がる仕組みになっており、猫の狩猟本能を刺激しながら遊べる特徴を持っています。
しかし、ボールタワーと一口に言っても、構造や素材によって猫の反応は異なるため、適切なものを選ぶことが重要です。また、ただ設置するだけでは猫が興味を持たない場合もあるため、効果的な遊び方を知っておくと、より長く興味を示してくれるでしょう。この記事では、ボールタワーの選び方から遊び方、おすすめのボールタワーまで詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。
※2025年2月18日時点の情報です。
ボールタワーの魅力とは?猫にはどんなメリットがあるの?
猫がボールタワーで遊んでいる姿はとても可愛らしいですよね。ですが、「他のおもちゃと比べてどんなメリットがあるかいまいちわからない…」というかたも少なくないのではないでしょうか。ボールタワーは猫にどんなメリットがあるのでしょうか。
猫の狩猟本能を刺激し自発的に遊べる
猫は動くものに敏感に反応し、本能的に小動物を追いかけたり捕まえようとしたりする性質があります。ボールタワーはその性質を活かし、猫が自発的に遊ぶことができる設計になっています。ボールが一方向に転がることで、猫が手を出すたびに新しい動きを楽しむことができるため、飽きにくいおもちゃです。
猫たちだけで運動不足を解消できる
ボールタワーのメリットは、一匹だけでなく多頭飼いの猫でも同時に遊べるところです。複数の猫がそれぞれ異なる階層のボールを追いかけることで、互いに遊び相手となり、適度な運動量を確保することができます。特に室内飼いの猫は運動不足になりがちですが、ボールタワーを使うことで自然に運動を促せられます。
ストレス解消が期待できる
さらに、ストレスの軽減効果も期待できます。猫は、エネルギーを発散できずにストレスを感じることがあります。ですが、ボールタワーのような動きのあるおもちゃを取り入れることで、気分転換や気晴らしになるでしょう。日常的に適度な刺激を与えることで、ストレスによる問題行動の抑制にもつながるため、環境に適したおもちゃ選びが重要です。
猫と飼い主に合ったボールタワーの選び方
かわいいだけでなく、メリットもたくさんあるボールタワーですが、猫が安全に遊ぶための選び方はあるのでしょうか。ここからは猫が安全に遊べて、飼い主の環境にも合わせた選び方をまとめています。
サイズと安定性を考慮する
ボールタワーのおもちゃを選ぶ際に重要なのは、猫の体格や遊び方に合ったサイズを選ぶことです。一般的に、小型の猫や子猫にはコンパクトなタワーが適しており、大型の猫や活発な猫、多頭飼いには、しっかりしていて倒れにくいしっかりとした作りのものが適しています。サイズが小さすぎると猫が遊びづらくなり、大きすぎるとスペースを圧迫する可能性があるため、環境に合わせて選びましょう。
また、猫が強くボールを弾いた際に倒れやすい設計では、安全性に欠けるだけでなく、猫が遊ぶのを避ける原因にもなり得ます。底面が広く、滑り止めがついているボールタワーを選ぶことで、安定感のある遊び場を提供することができます。
ボールの素材と転がりやすさを確認する
ボールタワーに使用されるボールの素材には、プラスチックや木製などがあります。それぞれ特性が異なり、転がり方や転がった際のコロコロとなる音の大きさが異なります。
- プラスチック製 … 軽く転がりやすいが、硬いため音が響きやすい
- 木製 …なめらかで滑りやすく、木の転がる音が優しいためストレスになりにくい
猫は転がるものが好きなので、軽く転がるものが好まれやすいですが、音が気になる場合は木製のものを選ぶといいでしょう。また、なかにはボールの中に鈴が入っており、リンリンとした可愛らしい鈴の音がなるものもあります。ご自身のライフスタイルと合うものを選びましょう。
分解・掃除のしやすさを確認する
長期間使用すると、猫の毛や埃が付着しやすくなります。特にボールタワーは、ボールを置いている溝に毛やホコリが溜まりやすいため、簡単に分解できるタイプや、拭いたり洗ったりできるタイプを選ぶと衛生的に使用できます。タワー本体が取り外し可能なものや、ボールが取り出しやすい構造になっているものが理想的です。清潔に保つことで、猫が快適に遊び続けられる環境を維持できます。
猫におすすめのボールタワーのおもちゃ4選
猫におすすめのボールタワーのおもちゃを紹介します。爪とぎができるものや、ボールタワーが紙でできているものや、木製のもの、取り外しが簡単にできて洗いやすく清潔感を保ちやすいプラスチック製のものなど様々ですので、是非参考にしてみてください。
サイズ:25長さ x 25幅 x 19高さ cm
主な素材:PP素材
「YUCHONGのボール入りタワー」は、4段式で底に滑り止めがついているので、多頭飼いでもけんかしにくくみんなで遊べます。また、プラスチック製ではめるだけで組み立てができるので、簡単に取り外しができるため、汚れが気になったら気軽に分解して洗えるので衛生的に使えます。楽天では、ピンクとブルーと白の3色展開なので、インテリアに合わせてお好きな色が選べます。
サイズ:25長さ x 25幅 x 13高さ cm
主な素材:ABS
「キャットトイ タワーターンテーブル&ボール」は、そこにクッション材の滑り止めがついているので、滑りにくいだけでなく床の傷もつきにくいのが特徴です。組み立ても凹凸を合わせてはめ込み、ボールを挟むだけなので簡単に組み立てられます。取れそうで取れないようにできているので、たくさんボールを追いかけることで、運動解消に役立ちます。
サイズ:21長さ x 21幅 x 10高さ cm
主な素材:木材
SunStarsPetsのボールタワーは、天然素材の木製でできているため、万が一噛んだり爪を立てたりしても、有害物質が含まれていないので安心できます。木製ですが、角はなめらかに磨かれているので、猫の肌を傷つけてしまう心配もありません。ボールが転がるたびに木製特有のカラカラとした音がでて、猫の好奇心を刺激できるボールタワーです。
また、幅21.5cm高さ9.5cmの2段のボールタワーで幅を取りすぎないので、あまりスペースに余裕がないかたにもおすすめです。
猫壱の「バリバリパッドコロコロボール (サークル)」は、タワー型ではなく1段のサークル型ですが、縁に鈴入りのボールと普通のボールの2個が入っており、鈴の音が好きな猫ちゃんにピッタリです。また、中心部分は爪とぎになっているので、ボール遊びだけでなくバリバリと爪を研げるため、万が一ボールに興味を示さなくても爪とぎとして使えます。少し大きめのサイズですが、天然素材のみで作られていて、段ボールの接着にも植物由来のノリを使用しているので、猫が噛んでも安心です。
※とうもろこしアレルギーがある猫ちゃんの場合、ご使用には獣医師にご相談ください。
ボールタワーで上手に遊ばせるコツと注意点
最初は飼い主が遊び方を見せる
猫は新しいものに対して警戒心を持つことが多いため、初めてボールタワーを導入した際は、飼い主がボールを転がして遊び方を示しましょう。猫がタワーに興味を示さない場合でも、ボールを少し動かしてみたり、他のおもちゃと組み合わせてボールタワーに誘導すると関心を持ちやすいでしょう。
おやつと組み合わせて興味を持たせる
ボールタワーの周囲におやつを置くことで、猫が興味を持つ可能性が高まります。ボールを転がす動作とおやつを結びつけることで、「遊ぶと良いことがある」と学習しやすくなります。特に、新しいおもちゃに慎重な猫には有効な方法の一つです。
設置場所を定期的に変える
同じ場所に長期間置いておくと、猫が飽きてしまうことがあります。時々、ボールタワーの設置場所を変えることで、環境の変化に対する興味を引き出し、再び遊びたくなるきっかけを作ることができるでしょう。猫は狩猟本能を持っているため、環境の変化が刺激となり、新たな興味を引き出すことができます。
ボールタワーで遊ぶときの注意点
ボールタワーによっては、ボールが外れやすいものもあります。誤飲を防ぐため、遊ばせる前に部品が外れないか確認しておきましょう。
まとめ:お気に入りの猫のボールタワーは見つかりましたか?
ボールタワーは、猫が自発的に遊びながら適度な運動を確保できるおもちゃであり、ストレスの軽減や運動不足の解消に役立ちます。しかし、すべての猫がすぐに興味を持つわけではないため、適切なサイズや素材を選ぶことが重要です。また、遊び方の工夫次第で、より長く飽きずに使用できるため、定期的に設置場所を変更したり、おやつを活用したりして工夫してみてはいかがでしょうか。
猫が楽しく安全に遊べる環境を整えることは、飼い主にとってもメリットとなるため、適切なおもちゃを選び、猫との快適な生活を実現しましょう。
他にもボールタワーを見たいかたは、こちらからも探してみてください。
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