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    猫の冬用ベッドおすすめ15選|寒い季節に合った選び方を紹介

    猫 ベッド 冬 おすすめ

    「冬におすすめの猫用ベッドはどれ?」
    「冬に猫の寝床はどうしたらいいですか?」

    寒い季節になると、室内で過ごす猫に冷えへの配慮が必要になります。床からの冷気や室温の変化によって、普段より暖かい場所を選んで眠る様子が見られることもあります。そのため、冬の時期は猫が落ち着いて休める寝床を用意しておくことが大切です。

    この記事では、寒い季節に合った猫用ベッドの選び方を整理したうえで、形状や機能別に冬に使いやすい猫用ベッドをまとめています。冬の猫の寝床づくりを考える際の参考にしてください。

    ※2025年12月15日時点の情報です。

    目次

    なぜ冬は猫にも専用ベッドが必要なの?

    冬の時期は、室内で過ごす猫にも寒さへの配慮が欠かせません。猫は被毛に覆われていますが、床からの冷気や室温の変化の影響を受けやすく、季節によって寝床の選び方が変わることがあります。ここでは、冬に猫用の専用ベッドを用意したほうがよい理由を、生活環境の視点から整理します。

    冬は猫が落ち着いて休める場所が限られる

    寒い季節になると、フローリングやタイルなどの床は冷えやすくなります。猫が床に直接寝ている場合、体に冷気が伝わりやすく、暖かい場所を探して寝床を移動する様子が見られることもあります。猫用ベッドがあることで、床からの冷えを避けやすくなり、一定の場所で休める環境を整えやすくなります。

    冬は体を丸めた姿勢を保ちやすい寝床が必要になる

    寒い時期の猫は、体を小さく丸めて眠る時間が増えやすくなります。これは、体から熱が逃げにくい姿勢を自然に選んでいるためです。縁がある形状や包まれる構造の猫用ベッドであれば、丸まった姿勢のまま体を預けやすく、寒い季節でも同じ姿勢で休みやすくなります。

    年齢によって冬の寝床の影響を受けやすくなる

    シニア猫や子猫は、成猫に比べて体温調節が安定しにくい傾向があります。そのため、冬の時期は寝床の環境によって、寝る場所を選ぶ様子が見られることも。保温性があり、体を支えやすい専用ベッドを用意しておくことで、寒い季節でも一定の場所で休みやすくなります。

    冬用の猫ベッドを選ぶときの4つのポイント

    猫用ベッドは形状や素材、サイズなどの違いによって使い勝手が変わります。冬の時期に使うベッドを選ぶ際は、猫の行動や寝る姿勢に加え、日常的に手入れしやすいかどうかも確認しておくことが大切です。ここでは、寒い季節に猫用ベッドを選ぶ際に確認しておきたいポイントを4つに分けて整理します。

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    選び方のポイントチェック内容
    ①形状猫の性格(狭い場所が好き、のびのび寝たいなど)に合わせる
    ②素材保温性の高いボアやフリース、吸湿発熱素材を選ぶ
    ③サイズ体を丸めたときに少し余裕がある程度のフィット感
    ④手入れ洗濯機で洗えるか、カバーが取り外せるかを確認

    ①形状で選ぶ|猫の行動や寝る場所の傾向に合わせる

    猫用ベッドには、ドーム型やハウス型、カドラー型、ハンモック型など、さまざまな形状があります。選ぶ際は、猫が普段どのような場所で眠っているかを参考にすると判断しやすくなります。狭い場所や布団の中に入り込むことが多い場合は、囲まれた形状のベッドが使いやすいことがあります。一方で、床の上で体を伸ばして眠ることが多い場合は、上部が開いた形状のベッドのほうが姿勢を取りやすくなります。

    また、高い場所で過ごすことが多い猫には、キャットタワーやケージに取り付けられるタイプのベッドが使いやすい場合もあります。普段の行動に近い形状を選ぶことがポイントです。

    ②素材で選ぶ|冬は触れたときの冷たさを感じにくいものを選ぶ

    冬用の猫ベッドでは、表面素材の違いによって触れたときの冷たさや保温性に差が出ます。起毛素材のボアやフリース、フランネルなどは、触れたときに冷たさを感じにくく、冬の時期に使われることが多い素材です。猫がベッドに入ったときに冷たさを感じにくい素材を選ぶことで、寒い季節でも寝床として使いやすくなります。素材表記を確認し、冬向きかどうかを判断するようにしましょう。

    ③サイズで選ぶ|体を丸めた姿勢を想定する

    冬の時期、猫は体を丸めて眠ることが多くなります。そのため、ベッドのサイズは「広すぎない」ことも重要なポイントです。

    体を丸めたときに、縁や側面に軽く触れる程度のサイズであれば、同じ姿勢を保ちやすくなります。大きすぎるベッドは、空間が余りやすく、冬場の使用には向かない場合もあります。ただし、体を伸ばして休むことが多い猫では、丸まったサイズだけで決めると窮屈になりやすいため、普段の寝相も合わせて確認します。購入前には、商品ページに記載されている内寸を確認し、猫が体を丸めて眠る様子を想定してサイズを確認しておくと判断しやすくなります。

    ④手入れのしやすさで選ぶ|日常的に洗えるかを確認する

    猫用ベッドは、抜け毛や皮脂などがたまりやすいため、定期的な手入れが必要になります。そのため、洗濯方法や構造も事前に確認しておきたいポイントです。洗濯機で洗えるか、カバーを取り外せるかなどを確認しておくと、日常的な管理がしやすくなります。中綿が偏りにくい構造かどうかも、長く使ううえでの判断材料になります。

    【ドーム・ハウス型】外気の影響を受けにくい猫用ベッド4選

    ドーム・ハウス型は、周囲が囲われているぶん、床や室内の冷えの影響を受けにくい形状です。冬は猫が体を丸めて眠ることが増えるため、寝床の空間が広すぎないタイプを選ぶと、体を預けやすくなります。ここからは、ドーム型・ハウス型のベッドを掲載しているので入口の仕様や形の違いに注目して参考にしてみてください。

    「もちもちペットベッド」のハウス型ドームのベッドは部屋の中で「周りが囲われた場所に入り込みやすい」猫に適しています。窓辺・床付近・家具の上など猫が普段よく眠る場所に近い環境に置くと、寝床として認識されやすくなります。7日間保証がついており、万が一、破損や初期不良があっても返品や交換対応ができます。

    「カーテン付きドーム型ペットベッド」は、入口にカーテンが付いた「かまくら型」で、出入り口から入り込む冷気や光の刺激を減らしたい環境にあったペット用ベッドです。カーテンは両開きなので、ペットが入りやすいだけでなく二重仕立てで冷気を遮ります。ベッド内にヒーターが入れられるように取り外し可能なクッションや、ヒーター用のコードを通す穴があり、冬に便利な設計です。

    「2WAYラウンドペットベッド」は、側面を立てて深さを出す形と、縁を丸めて浅くする形を切り替えられるタイプです。冬は、囲いがある形状のほうが体を丸めた姿勢を保ちやすい場合があるため、猫の寝相に合わせて使い方を変えられます。購入前は「直径約47×高さ約27cm」を基準に、猫が丸まって眠るときのスペースと、設置する場所のサイズを合わせて確認すると判断しやすいです。

    「ペット用 あったか寝袋 Sサイズ」は、いわゆる「寝袋タイプ」で、中に入って休む使い方を想定した商品です。冬は潜り込む行動が増える猫もいるため、布団の中にもぐることが多い猫の寝方と相性がいい形状です。フランネル素材の手触りがいい寝袋で、ケージやキャリーの中にクッションとして置く使い方も可能。留守番中に電気類を使わずに寝床を用意したい方は、こうした“体を覆えるタイプ”を候補に入れると選択肢が広がります。

    【カドラー・ソファ型】体を伸ばして休みやすい猫用ベッド4選

    カドラー型やソファ型のベッドは、上部が開いており、体を伸ばした姿勢や縁にあごを乗せた姿勢を取りやすい形状です。ドーム型に比べて開放感があるため、周囲の様子が見える場所で休むことが多い猫にも使われやすいタイプです。

    花型の外周に縁が設けられたカドラータイプのベッドです。中央部分がややくぼんだ構造になっており、猫が体を預けるようにして休みやすい形状です。縁は一周均一な高さがあるため、向きを変えながらあごを乗せる姿勢を取りやすく、寝返りが多い猫にも対応しやすくなっています。床に直接置くタイプのため、設置場所はフローリングやカーペットなど安定した場所が向いています普段から床付近で過ごすことが多い猫や、周囲が見える状態で休む様子が見られる場合に検討しやすいタイプです。

    「iDog fleur もぐれるラウンドベッド」は、ラウンド型のベッドに、ボタンで着脱できるブランケットが付属した構造です。ブランケットを外した状態では、一般的なカドラー型として使用でき、体を伸ばした姿勢で休みやすくなります。一方、ブランケットを取り付けると、体の一部を覆う形になり、気温や猫の寝方に合わせた使い分けが可能です。普段は開放的な寝床を好むものの、寒い時期には布団や毛布の下に入り込む様子が見られる猫に向いた構造です。

    「ペットベッド フラン」は、フランネル生地を使用したカドラー型のベッドで、表面の毛足が比較的短い点が特徴です。毛足が長い素材に比べて、抜け毛が絡まりにくく、日常的な掃除や手入れを行いやすい傾向があります。ベッドの縁は低めに設計されており、出入りの際に大きく体を持ち上げる必要がありません。そのため、段差のある寝床を避ける様子が見られる猫や、床からの移動が多い猫にも使いやすい形状です。

    天然木のスタンドが温かみのある空間を演出するキャットハンモックです。マットとクッションの二重構造で安心感のある寝心地を実現しています。体重がかかることで生地が自然にたわみ、体のラインに沿う形で休みやすくなります。床から高さのある位置に寝床を作れるため、床付近の冷えを避けたい場合や、見晴らしのよい場所で過ごすことが多い猫に選ばれることがあります。

    【ハンモック型】床から離して設置できるベッド2選

    ハンモック型のベッドは、床から離した位置に寝床を作れるため、設置環境によっては床付近の冷えを避けやすいタイプです。ケージ内やスタンド、フレームなどに取り付けて使用するケースが多く、高い場所で過ごす様子が見られる猫に適しています。

    ハンモックの面が、もこもこ素材とさらさら素材の両面でリバーシブル仕様のハンモックです。設置する場所や季節に応じて、使用する面を変えられる点が特徴です。ケージなどに付属のフックで吊り下げて使用するため、床から距離を取った位置に寝床を確保できます。取り付け前には、フックの位置やサイズがケージに合っているかを確認しておくとスムーズです。

    ケージのフレーム部分に金具で固定するタイプのハンモックです。ケージ内の空間を上下に分けて使えるため、床面とは別の休憩スペースを作りたい場合に使いやすいです。冬場は、ケージ内でも床から離れた位置に寝床を設けることで、環境に応じた過ごし方がしやすくなる場合があります。片面はふわふわで温かいフリース素材、もう片面は汚れにくくサラッとしたスエード素材を使用したリバーシブル仕様で、季節や愛猫の気分に合わせて使い分けられます。

    電源を使わず設置できる構造のベッド3選

    ヒーターや電源コードを使わず、猫の体温や室内環境を前提に設計されたベッドもあります。留守番中に通電を避けたい場合や、設置場所を自由に選びたい場合は、こうした構造のベッドが候補になります。

    「電気のいらない保温ベッド」は、内部にアルミシートや吸湿発熱素材が組み込まれている点が特徴です。外部から熱を加えるのではなく、内部にこもる熱を逃しにくい構造とされています。入口部分にカーテンが付いており、室内の空気の流れや光の刺激を抑えたい環境にも優れています。電源コードを必要としないため、床置きや壁際など設置場所を選びやすいです。

    「W極ペットベッド」は、繊維にグラフェン素材を使用したタイプのペット用ベッドです。グラフェンは熱を伝えやすい性質を持つ素材として知られており、猫が体を預けた際に内部に熱がこもりやすい構造になっています。電源を使わずに設置できるため、置き場所を選びやすく、留守番時の寝床として検討しやすい点も特徴です。抗菌・防臭加工が施され、丸洗いに対応しているため、日常的に手入れをしやすいベッドです。

    「ネコファータッチ」は、断熱シートと中綿を重ねた多層構造のベッドで、内部に空気層ができる作りになっています。電源を使わず、床や周囲の冷えの影響を受けにくい構造が特徴です。表面は布素材で、肌に触れる面積が広い構造になっています。電源を使わずに設置できるため、床置きや壁際など、室内環境に合わせて使いやすいタイプです。

    温度変化に配慮したシニア猫・子猫向けベッド2選

    シニア猫や子猫は、成猫に比べて体温調節が安定しにくい場合があります。ベッド選びでは、体を支える構造や、出入りのしやすさなども考慮すると判断しやすくなります。

    マット部分に高反発ウレタンを使用し、体を面で支える構造のベッドです。体重が一点に集中しにくい設計とされており、寝返りの回数が少ない猫や、長時間同じ姿勢で休むことが多い猫に向いています。縁の高さが複数方向で異なるため、向きを変えながらあごを乗せる姿勢を取りやすい構造です。カバーは取り外して洗濯機で洗える仕様で、衛生面も管理しやすいです。

    蓄熱素材を使用した中綿と、表面にボア素材を組み合わせた多層構造のベッドです。熱エネルギーを吸収して蓄える「ナノ蓄熱保温綿」と、なめらかな「北極ボア」生地を含む三層構造が、猫の体温を逃さずポカポカを保ちやすいです。中綿には弾力性のある素材が使用されており、体を預けた姿勢で休みやすい構造です。

    Q&A|猫用ベッドのよくある質問

    猫用ベッドを選ぶ際には、形状や素材だけでなく、使い始めてから「どう対応すればよいのか」と迷う場面が出てくることもあります。ここでは、冬用ベッドを検討する際に考えやすい疑問を整理し、判断の目安となる考え方をまとめています。

    Q. 新しいベッドを使わない場合はどうすればいいですか?

    愛猫のために選んだベッドを使ってくれないと、少し残念な気持ちになりますが、無理に乗せるのは逆効果です。猫は警戒心が強く、新しいものの匂いや感触に慣れるまで時間がかかることがあります。まずは「自分の匂い」をつけて落ち着かせましょう。普段使っている毛布やタオルをベッドに入れたり、お気に入りのおもちゃを置いたりしてみてください。

    さらに、置き場所が気に入らない可能性もあります。普段猫がよく寝ている場所や、日当たりの良い場所、飼い主の気配を感じられる場所など、設置場所をいくつか変えて様子を見てください。焦らず気長に待ってあげることが大切です。

    Q. 多頭飼いの場合、ベッドはいくつ用意すればよいですか?

    多頭飼いの場合、基本的には「猫の数+1個」のベッドを用意するのが理想的です。猫は気分屋で、その時の気温や気分によって寝床を変える動物です。また、他の猫と距離を置きたい時もあります。それぞれの猫にお気に入りの専用ベッドを用意しつつ、共有できる大きめのベッドや予備のベッドがあると、場所の取り合いになりにくく、みんなが快適に過ごせます。

    仲の良い猫同士なら一つのベッドで一緒に寝ることもありますが、それでも個別のスペースは確保してあげた方がストレスが少なくなります。それぞれの性格に合わせて、ドーム型やハンモック型など、タイプを分けて置くと、猫が選びやすくなります。

    まとめ|冬の生活環境に合った猫用ベッドを選ぶことが大切

    猫の冬用ベッドを選ぶ際は、見た目や価格だけで判断するのではなく、猫の行動や生活環境に合っているかを確認することが重要です。冬は気温が下がり、床からの冷えや室内の空気の流れの影響を受けやすくなるため、形状や素材、設置場所によって過ごしやすさが変わります。ドーム型やカドラー型、ハンモック型など、それぞれのベッドには特徴があり、猫の寝方や過ごし方によって向き不向きがあります。また、電源を使わない構造のベッドや、体を支える作りのものなど、目的に応じた選択肢を整理しておくことで、冬の生活環境を整えやすくなります。この記事で紹介した選び方や考え方を参考に、猫の様子を観察しながら、冬の時期に使いやすい寝床を検討してみてください。

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