寒い季節や留守にする時間が長いとき、猫のトイレ掃除が負担に感じるかたもいるのではないでしょうか。清潔な環境を保ちたいけれど、毎日の片付けは手間がかかり、忙しいとつい後回しになってしまうこともあります。そんな悩みを軽減してくれるのが自動猫トイレです。しかし「日本製はあるの?」「国内でサポートを受けられるモデルはどれだろう」と悩んでしまうことも。
この記事では、日本でサポートを受けやすく、使いやすさに配慮されたおすすめモデルを紹介します。猫と快適に暮らすための選び方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
※2025年10月2日時点の情報です。
猫の自動トイレに日本製はあるの?
猫の自動トイレを探す際、多くの飼い主が「できれば日本製が良い」と考えます。しかし現状、市場に出回っている自動猫トイレの多くは海外製で、完全な国産モデルはほとんど存在しません。これは、国内での需要規模が限られていることや、製造コストの高さが影響しています。
では「日本製がないなら諦めるしかないのか」といえば、そうではありません。実際には日本企業が正規代理店となって輸入・販売し、国内で保証や修理を受けられるモデルが複数あります。この点を理解して選ぶことが大切です。
日本で使いやすい猫用自動トイレを選ぶポイント
- 日本語マニュアルやアプリが対応しているか
- 保証や修理を国内で受けられるか
- 消耗品や部品を日本で簡単に入手できるか
これらの条件を満たしていれば、海外製であっても国内で問題なく長期間使用できます。特に、正規代理店を通して販売されているモデルはサポート体制が明確で、利用後のトラブルにも対応しやすいのが特徴です。ここからは、こうした基準をもとに、日本で使いやすい猫の自動トイレをまとめていきます。
日本で使いやすいおすすめ猫用自動トイレ4選
猫用自動トイレは海外製が中心ですが、日本語の説明書やアプリが整備され、国内でサポートを受けられるモデルを選べば使用しやすくなります。ここでは、日本で購入しやすく、日常の掃除の負担を減らしてくれるモデルをまとめています。機能やデザインを比較しながら、ご家庭や飼っている猫に合うタイプを見つけてみてください。購入するサイトによっても保証内容やトライアル期間が変わるので、検討しましょう。
サイズ:60長さ x 58幅 x 71高さ cm;11.7 キログラム
主な素材:ポリプロピレン (PP)
OFTが正規代理店として取り扱う「CATLINK SCOOPER PRO – X」は、国内サポート体制と日本語説明書が整った自動トイレです。スマートフォンアプリと連携し、使用状況や清掃のタイミングを確認できるため、外出時でも管理が容易です。重量センサーにより猫ごとの利用を識別でき、多頭飼いの家庭でも適しています。付属の替えライナーや日本語マニュアルがあるため導入時の手間が少なく、届いてすぐに利用を始めやすい点も特長です。
サイズ:59.1長さ x 52.5幅 x 51.3高さ cm;10.35 キログラム
主な素材:アクリロニトリルブタジエンスチレン (ABS), ポリプロピレン (PP), POM
「Neakasa M1」は屋根なし開放型の広々とした設計で、大型猫や複数飼育の環境でも使用しやすい自動トイレです。完全密封の消臭機能を搭載し、使用後のニオイを抑えられるよう設計されています。さらに専用アプリを通じてトイレの稼働状況を遠隔で管理でき、外出先からも確認が可能です。大容量の構造により清掃の回数を減らせる点も特長で、付属の猫砂マットやゴミ袋が日常の使用をサポートします。1年間の保証付きで、専用の遠隔管理アプリも日本語に対応しています。
サイズ:78.5長さ x 54幅 x 67.5高さ cm;20.5 キログラム
主な素材:アクリロニトリルブタジエンスチレン (ABS)
「PetSnowy」は、光触媒TiO2を活用した三重消臭システムを搭載し、排泄物のニオイ対策に力を入れた自動トイレです。使用後の清掃から廃棄までを自動で行い、飛び散りを防ぐ構造により周囲の清潔さを維持しやすく設計されています。専用アプリと連携することで、スマートフォンから24時間利用状況を管理することが可能です。日本語の説明書や動画マニュアルが付属しており、初めて導入する家庭でも操作を理解しやすい構成になっています。多頭飼育にも対応可能な容量を備えています。
サイズ:54.5長さ x 54.5幅 x 59.5高さ cm;10 キログラム
「HHOLOVE Pro」は、AI搭載センサーによる挟み込み防止機能やPIR検知を備え、安全面を考慮した猫用自動トイレです。大容量設計で多頭飼いにも対応でき、ダブル脱臭システムを搭載しているため、トイレ使用後のニオイを軽減できます。専用アプリと連携して遠隔操作や稼働状況の確認が可能で、外出時でも管理がしやすい点が特徴です。日本語のマニュアルやアプリ対応により、操作手順を理解しやすい環境が整っています。付属品として猫砂マットや消臭用アロマも同梱されています。
猫用自動トイレを導入するメリットと注意点
猫用自動トイレは、従来のトイレに比べて利便性が高く、掃除の手間を減らせるだけでなく猫の健康管理にも役立つ道具です。ただし、導入にはコストや慣れの問題など注意点もあり、メリットとデメリットを理解して選ぶことが重要です。ここでは、猫用自動トイレを使う上での利点と気をつけるべき点を整理します。
メリット|掃除の負担軽減と健康管理に役立つ
猫用自動トイレの最大の利点は、飼い主の掃除の手間を減らせることです。排泄物を自動で分離し、専用ボックスにまとめる仕組みにより、清掃回数が少なく済みます。これにより室内を清潔に保ちやすくなり、猫にとっても快適な環境が整います。さらに、アプリと連携できるモデルなら使用頻度や回数が記録され、体調の変化を早く察知できる点も大きなメリットです。多頭飼いの家庭では猫ごとの利用状況を確認できる機種もあり、健康管理に役立ちます。
注意点|導入時の費用や音や慣れ
一方で、猫用自動トイレには注意点もあります。一般的なトイレに比べて初期費用が高いため、購入前に予算を確認しておくことが大切です。また、機械の動作音や構造に猫が慣れるまで時間がかかる場合があり、すぐに使い始められないケースもあります。さらに、自動化されていても定期的なメンテナンスや消耗品の交換は欠かせません。導入のメリットとあわせて、これらの点も理解して検討する必要があります。
自動トイレに猫を慣れさせる工夫
新しいトイレは猫にとって警戒の対象になりやすく、すぐに使えるとは限りません。そのため、設置の仕方や慣れさせ方に工夫を取り入れることが大切です。少しずつ環境に馴染ませることで、猫にとってストレスの少ない移行が可能になります。ここでは、自動猫トイレを無理なく導入するための具体的な方法を紹介します。
段階的に設置して環境に馴染ませる
新しいトイレは猫にとって警戒の対象になりやすいため、導入は段階的に進めることが重要です。最初は電源を入れずに従来のトイレと並べて設置し、普段使っている猫砂をそのまま利用すると違和感が少なくなります。猫が自ら中に入るようになったら、徐々に動作させて「使っても安全」と認識させる流れがおすすめです。ただし、自動トイレの種類によっては、使える猫砂と使えない猫砂があるので、普段使っている猫砂が対応しているか、購入前に確認しておきましょう。
ご褒美や声かけでポジティブに誘導する
猫が新しいトイレに入ったときには、優しく声をかけたりおやつを与えたりして肯定的な経験を積ませましょう。こうした積み重ねにより、機械に対する警戒心が和らぎやすくなります。慣れるスピードは猫の性格によって異なるため、焦らず時間をかけることが大切です。少しずつ慣らすことで、自動猫トイレを無理なく日常生活に取り入れることができます。
まとめ|国内サポートや日本語対応を重視して猫用自動トイレを選ぼう
猫の自動トイレは完全な国産モデルこそ少ないものの、日本語対応や国内サポートが整った製品を選べば導入しやすくなります。今回紹介したモデルはいずれも、掃除の負担軽減や健康管理に役立つ機能を備えています。購入を検討する際は、保証体制や部品の入手性を確認し、飼っている猫の性格や生活環境に合ったモデルを選びましょう。また、購入先によって保証内容が異なる場合もあるため、条件をよく比較して選ぶことが大切です。この記事を参考に、自動猫トイレの導入を検討してみてください。
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