「ウサギ用の陶器製トイレでおすすめのアイテムはあるのだろうか。」
「ウサギがトイレをかじってしまう防止策はないだろうか…」
そんな疑問を抱える飼い主もいますよね。ウサギはとてもきれい好きな動物で、トイレ環境の質が日常のストレスや健康に影響を与えます。トイレ用品のニオイやかじってしまう行動に悩んでいるかたにおすすめなのが、陶器製のトイレです。プラスチック製に比べて汚れが付きにくく、ニオイ残りも少ないため、掃除の手間を減らしながら衛生的な環境を保てます。
この記事では、ウサギ用陶器トイレのメリットや選び方、具体的なおすすめ商品を紹介します。快適なトイレ環境を整えるための参考にしてください。
※2025年7月14日時点の情報です。
ウサギのトイレに陶器製を選ぶメリットとは?
ウサギのトイレに「陶器製」を取り入れるかたも多いでしょう。素材によって使いやすさや衛生面に違いが出るため、正しい知識を持って選ぶことが大切です。ここでは、陶器製トイレの主なメリットを3つの観点から紹介します。
清潔を保ちやすく、ニオイがこもりにくい
陶器は表面がツルツルしており、尿の染み込みや汚れの付着が少ないのが特徴です。プラスチック製のようにニオイがしみ込む心配が少なく、サッと拭き取るだけで掃除が完了します。ウサギはニオイに敏感なため、トイレが清潔であることは排泄場所の固定にもつながります。
動かされにくく安定感がある
ある程度の重量がある陶器製は、活発に動くウサギがトイレをひっくり返してしまうといったトラブルを防げます。床にしっかり固定されるため、トイレ中にズレる心配も少なく、落ち着いて排泄できる環境を整えやすくなります。
傷つきにくく長持ちしやすい
陶器製トイレは表面が硬く、引っかき傷や歯型が付きにくいため、長期間清潔な状態を保てます。傷から雑菌が繁殖するリスクも抑えられるため、衛生的な面でも安心です。丈夫で壊れにくいことから、頻繁に買い替える必要がなく、結果的に経済的です。
陶器製トイレの注意点と選び方のポイント
陶器製トイレには多くのメリットがありますが、導入する際にはいくつか注意点もあります。ここでは、ウサギにとって安全で快適な陶器製トイレを選ぶためのポイントと、使用時の配慮点を紹介します。
陶器製ならではの特徴を理解しておくことで、日々のお世話がスムーズになるだけでなく、ウサギのストレス軽減にもつながります。
割れるリスクがあるため設置場所に注意
陶器は硬くて丈夫ですが、落としたり強くぶつけたりすると割れることがあります。床がフローリングやタイルなど硬い場合は、トイレの下に滑り止めマットやクッション性のあるシートを敷いておくと安心です。ウサギが飛び乗って勢いで動かす可能性があるため、できるだけ壁際や角に設置すると安定しやすくなります。
サイズは体格に合わせて選ぶ
ウサギの体の大きさや種類によって適したトイレのサイズは異なります。小さすぎるとトイレ中に体が収まりきらず、外にはみ出して排泄してしまう原因になります。逆に大きすぎると動きにくく、トイレを避けることも。ウサギがくるりと向きを変えられる程度の広さが目安です。
掃除しやすい形状を選ぶのがコツ
角ばった形状や縁が高すぎるタイプは、排泄物がたまりやすく、掃除が難しくなることがあります。汚れがたまりにくく、スポンジや布でサッと拭けるような形状を選ぶと、日々のメンテナンスが楽になります。また、陶器の表面がコーティングされているタイプは、さらに汚れがつきにくくなります。
ウサギ用陶器トイレおすすめ2選
ここでは、清潔さと使いやすさを両立したウサギ用の陶器トイレを紹介します。それぞれ形状や重さ、掃除のしやすさに違いがあるため、ウサギの性格やケージの大きさに合わせて選びましょう。
サイズ:24長さ x 24幅 x 11高さ cm;1.18 キログラム
素材:陶器
アドメイトの「ラパン Lapin ポタリー ラビット トワレ うさぎ用」は、陶器らしい落ち着いたデザインとしっかりとした重量感が魅力のうさぎ用トイレです。角に丸みのある設計で、安全性にも配慮されています。汚れがつきにくいなめらかな内側構造により、日々のお手入れも簡単。
コンパクトながらも奥行きがしっかりあり、小型〜中型のウサギでも使いやすいサイズです。ケージ内に安定して設置できるため、ひっくり返しがちな子にもおすすめできます。見た目もインテリアに馴染むシンプルなカラーリングです。
サイズ:長さ(29cm)×幅(25cm)×高さ(13cm)
Perticeの陶器製トイレは、五角形のユニークな形状が特徴で、ケージのコーナーにぴったり収まりやすい設計です。底面には取り外し可能な金網スノコが付属しており、尿が足元に広がりにくく清潔な状態を保ちやすくなっています。ある程度の重さがあるため動きにくく、ウサギがトイレをひっくり返してしまう心配も少ない設計です。チンチラやモルモットなど小動物にも使用可能です。
陶器製トイレを使う際の工夫や便利グッズ
陶器製トイレは丈夫で清潔に使える反面、滑りやすかったり、冷たさを感じたりすることがあります。ここでは、ウサギにとって快適に使えるようにするための工夫と、併用すると便利なグッズを紹介します。
日々のお世話を少し工夫するだけで、より衛生的で安定したトイレ環境を整えることができます。
ペットシーツの活用で掃除を簡単に
陶器トイレの底にペットシーツを敷いておくことで、尿の処理がしやすくなり、掃除の手間を大きく軽減できます。とくにスノコのないタイプでは、シーツをトイレの形に合わせてカットすると収まりがよく、トイレ自体のニオイの定着も防ぎやすくなります。
滑り止めマットで安定性をアップ
ケージの床材によっては、陶器トイレが滑ってしまうことがあります。そうした場合は、下に滑り止めマットを敷くことでズレを防止できます。100円ショップの滑り止めシートなどで代用することも可能です。ウサギが中で安心して体勢を整えるためにも、滑らない環境づくりが大切です。
トイレ専用洗剤やクエン酸で衛生的に保つ
陶器はニオイが付きにくい素材ですが、長く使ううちに見えない汚れがたまることもあります。月に1〜2回程度、ペット用の中性洗剤やクエン酸スプレーで丁寧に洗浄しておくと、常に清潔な状態をキープできます。金網スノコ付きタイプは、網部分だけを外して洗うのも忘れずに行いましょう。
お掃除をもっと簡単に!便利グッズ
サイズ:60(35×25㎝)、100(60×40㎝)、120(70×50㎝)、150(90×60㎝)
Mollemiiの「使い捨て伸び~るビニール」は、トイレの底に敷くだけで排泄物の処理が簡単になる便利アイテムです。PE素材の薄手タイプで、陶器製トイレにもぴったり密着しやすく、掃除の際にサッと取り替えるだけ。使い捨てタイプで衛生的に管理できるほか、100枚入りと大容量なのでコスパも良好です。毎日の掃除を時短化したい方におすすめです。
まとめ|ウサギと飼い主にとって快適なトイレ環境を整えよう
陶器製トイレは、ウサギにとって快適で衛生的な排泄環境をつくるために、非常に優れた選択肢です。表面が滑らかで汚れが付きにくく、ニオイもこもりにくいため、掃除の手間を減らしながら清潔な状態を維持できます。また、重量があることでひっくり返されにくく、活発なウサギでも安定して使用できるのも利点です。
一方で、割れるリスクや冷たさといったデメリットもあるため、設置場所や掃除方法に工夫を加えることが大切です。ペットシーツや使い捨てカバーシート、滑り止めマットなどのアイテムを併用することで、ウサギにも飼い主にもやさしいトイレ環境が整います。
今回紹介した陶器製トイレの中から、ウサギの性格や生活スペースに合ったアイテムを選び、毎日気持ちよく過ごせるトイレ環境を整えてあげましょう。
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